各寺院の現在の対応状況について
6月1日(月)より各寺院の納経受付に関しては全て通常通りとなっております。
また今後第二波、第三波がおとずれた場合の対応に関しては政府、県政の方針を踏まえつつ、感染拡大の状況に応じて適宜判断し、当HPまたは霊場会公式SNS(Twitter、Facebook)にて随時お知らせいたします。
ウィズコロナ時代のお詣り作法については以下のリンクからご覧ください。
ウィズコロナ時代のお詣り作法
コロナ禍中の巡拝について
この度の新型コロナウイルスの感染拡大で被害を受けられた皆様、また不安な日々を過ごされている皆様、罹患された皆様に対し、謹んでお見舞いを申し上げますと共に亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
そして最前線で活躍される医療従事者の方々、私たちの生活のために社会インフラの確保にご尽力されている方々に厚く御礼申し上げます。
さて、4月10日(金)に政府より「緊急事態宣言」が発出され、17日(金)には全国の都道府県へ拡大し、更に5月6日(水)に5月31日(日)まで延長されましたが、5月14日(木)に39県は「緊急事態宣言」が解除され、5月25日(月)にはすべての都道府県で「緊急事態宣言」が解除されました。
しかし連日のニュースなどでも取り上げられているように依然として新型コロナウイルスの脅威がなくなったわけではありませんので、引き続き参拝者の皆様には「手洗い」、「うがい」、「マスク着用」など基本行動に加え、密閉・密集・密接の感染予防にご注意いただき、ご自身の健康や、皆さまの大切な人の命を守るためにも政府の基準に従った巡拝をお願い申し上げますと共に一日も早い終息のため、ご一緒に疫病退散、病気平癒、身体健康をお祈りいただければ幸いです。
また5月25日(月)の首相官邸の会見(一部抜粋)では
「我が国では、人口当たりの感染者数や死亡者数を、G7、主要先進国の中でも、圧倒的に少なく抑え込むことができています。これまでの私たちの取組は確実に成果を挙げており、世界の期待と注目を集めています。
そして本日、ここから緊急事態宣言全面解除後の次なるステージへ、国民の皆様とともに力強い一歩を踏み出します。目指すは、新たな日常をつくり上げることです。ここから先は発想を変えていきましょう。
社会経済活動を厳しく制限するこれまでのやり方では、私たちの仕事や暮らし、そのものが立ち行かなくなります。命を守るためにこそ、今、求められているのは、新しいやり方で日常の社会経済活動を取り戻していくことだと思います。
~中略~
ガイドラインを完全に守って行動したとしても、感染リスクをゼロにはできない。試行錯誤も覚悟しなければなりません。感染を抑えながら完全なる日常を取り戻していくための道のりは、かなりの時間を要することになります。
~中略~
ただ一点、強調しておかなければならないことがあります。それは、緊急事態が解除された後でも私たちの身の回りにウイルスは確実に存在しているということであります。ひとたび気を緩め、ウイルスへの警戒、感染予防を怠った途端、一気に感染が広がっていく。これがこのウイルスの最も怖いところです。
感染防止を徹底しながら、同時に社会経済活動を回復させていく。この両立は極めて難しいチャレンジであり、次なる流行のおそれは常にあります。それでも、この1か月余りで国民の皆様はこのウイルスを正しく恐れ、必要な行動変容に協力してくださいました。こまめな手洗い、今や外出するときはほとんどの方がマスクを着けておられます。店のレジは、人と人との距離を取って列をつくるなど、3つの密を避ける取組を実践してくださっています。こうした新しい生活様式をこれからも続けてくだされば、最悪の事態は回避できると私は信じます。
~中略~
緊急事態が解除された後の次なるステージにおいても、国民の皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
と全国民一丸となってウイルスへの警戒や新しい生活様式を継続し、社会経済活動の回復に向けてのガイドラインを示されたことを踏まえ(一社)四国八十八ヶ所霊場会では、参拝におこしになる皆様へ政府の基準に従った巡拝を公式にお願い申し上げるべきと考えました。
何卒ご理解とご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。
私たち四国八十八ヶ所霊場会の寺院一同は一日も早い感染の終息を皆様と共にお祈りしておりますと共に新型コロナウイルス感染拡大が完全に終息した暁には元気に四国八十八ヶ所霊場の巡拝を再開していただけますよう心より願っております。
合掌
2020.04.14 更新
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